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パラリーガルとは、弁護士の指示・管理を受けながら法律に関する書類の準備などを行う仕事です。それでは、パラリーガルとして働く魅力や注意点にはどういったものがあるのでしょうか。パラリーガルになるために必要な資格・学歴、パラリーガルの平均年収などの情報も交えながら詳しく解説します。

パラリーガルとは?

パラリーガルとは、法律事務所に在籍して、弁護士の指示・管理を受けながら弁護士業務をサポートする仕事です。その業務内容は法律や判例などの調査を行ったり、クライアントからの相談に応じたり、相手方との交渉の席に着いたりするなど多岐にわたります。

日本とアメリカの違い

パラリーガル発祥の地はアメリカと言われています。日本ではパラリーガルになるために必須となる資格はありませんが、アメリカでパラリーガルとして働くためには法律家協会による認定が必要です。それぞれの仕事内容に大きな差はありませんが、職業としての社会的地位はアメリカの方がより高く、高度な専門職として認知されています。

パラリーガルの業務内容

パラリーガルの主な業務内容は、大きく分けて以下の4つです。

<パラリーガルの業務内容>
・契約書や訴状などの文章作成
・判例をはじめとする専門的な資料の収集
・裁判所など関係先での手続き
・クライアントとの打ち合わせ

法律事務所の規模が小さい場合は、担当弁護士のスケジュール管理や電話・メール対応といった雑務をこなす「弁護士秘書」としての役割を兼ねることもあります。

一般企業の事務職との違いは?

一般企業の事務職との違いは、法律に関する知識が求められるかどうかです。法律事務所では専門用語が飛び交い、契約書や訴状、各種資料を確認する際にも一定の法律知識が求められます。一方一般企業では、法務部を除けば法律の知識が求められることはまずありません。

パラリーガルになるために必要な資格・学歴

パラリーガルになるために特別な資格や学歴は必要ありません。ただし、法律に関する基礎知識がある方が働きやすく、就職・転職も果たしやすいでしょう。パラリーガルが持っていると有利な資格をリストアップしましたので、ご覧ください。

<パラリーガルが持っていると有利な資格>
・事務職員能力認定試験(日弁連)
・パラリーガル認定資格(一般社団法人日本リーガルアシスタント協会)
・日商簿記検定
・秘書検定
・ビジネス実務法務検定
・ビジネスコンプライアンス検定
・個人情報保護士
・司法書士
・行政書士
・TOEIC

特に「パラリーガル認定資格」に合格すると、パラリーガルとして活動するために必要な基礎知識を備えていることを証明できます。中級である「インターメディエイト・パラリーガル」以上を取得しておけば、法律事務所に採用されやすくなるでしょう。

パラリーガルの平均年収

パラリーガルの平均年収は330~400万円ほどで、年代別には以下のようになります。

【パラリーガルの平均年収】

年代 年収の目安
20代 250~300万円
30代 300~380万円
40代 400~420万円
50代 420~450万円
60代 330~350万円

年代が上がるにつれて平均年収も高くなる傾向にあります。また、都市部にある法律事務所や大手法律事務所の方が、より年収が高くなることが一般的です。

パラリーガルという職業の魅力

パラリーガルという職業の魅力は、以下の3点に集約されます。

<パラリーガルという職業の魅力>
①スキルを高めてキャリアアップができる
②パラリーガルの需要が高まっていると言われている
③専門性が高く年齢に関係なく働きやすい

それぞれについて詳しく解説します。

①スキルを高めてキャリアアップができる

パラリーガルは日常的に法律と接する業務なので、働いているだけで自然と法的なスキルを高められます。実績を付ければ大手事務所に転職しやすくなるだけでなく、努力次第では司法書士や弁護士へのステップアップも目指せるため、向上心の強い方に向いた仕事です。

②パラリーガルの需要が高まっていると言われている

パラリーガルの需要は高まっていると言われています。なぜなら司法制度改革により弁護士の数は増えていますが、弁護士を補助するパラリーガルの数は不足しているからです。また、近年では企業にコンプライアンスが求められる傾向にあるため、一般企業の法務部でもパラリーガルを採用するケースが増加しています。

③専門性が高く年齢に関係なく働きやすい

パラリーガルは専門性が高い仕事であり、実務経験を持つ人材は多少のブランクがあったとしても「即戦力」とみなされやすいです。需要の高さも相まって、年齢に関係なく法律事務所などから求められやすい職業ですので、結婚・出産を経験した女性でも再雇用を期待できるでしょう。

パラリーガルという職業を選ぶ3つの注意点

パラリーガルという職業を選ぶ場合は、以下の3点に注意が必要です。

<パラリーガルという職業を選ぶ3つの注意点>
①弁護士との相性が重要
②専門性が高い割に給与はそこまで高くない
③業務の幅が広く管理能力が求められる

メリットだけでなく注意点にも目を配ったうえで、パラリーガルを目指すべきかどうかを検討しましょう。

①弁護士との相性が重要

パラリーガルは弁護士と日常的にコミュニケーションを取るため、弁護士との相性が重要です。相性が良ければ相乗効果が生まれて快適に仕事ができますが、相性が合わないと仕事をスムーズに進めにくくなるため、弁護士の性格や法律事務所の方向性が自身とマッチするかどうかを考えておきましょう。

②専門性が高い割に給与はそこまで高くない

パラリーガルの平均年収は、330~400万円です。法律を取り扱う専門性の高い職業である割には、そこまで高額な給与は期待できません。高収入を目指すには、大手事務所への就職や資格取得などによるスキルアップ・キャリアアップを実現させる必要があります。

③業務の幅が広く管理能力が求められる

パラリーガルの業務内容はとても多く、複数の仕事を同時進行で進めることもあります。また重要な書類を扱う機会も多いため、スケジュール管理を正確かつ速やかに行う能力も必要です。並列的業務をストレスなくこなせる人物でなければ、パラリーガルの仕事を苦痛に感じてしまうかもしれませんので気を付けましょう。

まとめ

パラリーガルは、基礎的な法律の知識を生かしつつ弁護士のアシスタント業務を行う仕事です。パラリーガルになるために必要な資格・学歴は特にありません。働き口を確保しやすいメリットから、結婚・出産後の再雇用を希望する女性におすすめできる職業です。

リーガルブライトでは、全国の法律事務所や企業法務部とのコネクションを生かし、パラリーガルや法律事務のお仕事をご紹介しています。面接対策や履歴書・職務経歴書の書き方の指導、キャリアプランの相談なども承っておりますので、パラリーガルに興味をお持ちの方は、弊社のトータルサポートをぜひご活用ください。

 

 

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