法律事務所 転職に関するうわさ
学歴についてのうわさ
1.法学部卒でないと採用には不利?
法律事務所と聞くと、法学部を出ていないと入れないようなイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、実際は法学部出身でなくても入所して活躍されている方が多くいらっしゃいます。ただし、応募書類の作成や面接に当たって、「なぜ法律事務所に就職したいと思ったか」を明確にしておかないと、採用担当の弁護士や事務スタッフに熱意をうまく伝えられなくなる恐れがあります。
2.大学中退だけど採用には不利?
大半の法律事務所はアルバイトでも大卒以上を応募の条件にしていますが、高卒でも採用を受け付けているところがあります。面接で中退した経緯を質問される可能性が高いので、予め答えを考えておきましょう。
3.大卒でないと採用されない?
高卒・専門卒でも応募可能な法律事務所があります。近年は、学歴にとらわれず多様な人材採用を行うところも増えてきましたので、募集要項を確認して見てください。
また、アルバイトで入所し、経験を積んで正社員登用、または他所で正社員を目指すという道もあります。
年齢についてのうわさ
1.未経験の場合、35歳を超えると採用されない?
法律事務所未経験で35歳を超えると、正社員での採用は難しくなる傾向にあります。ですが、雇用形態をアルバイトや契約社員、派遣までひろげていただくことで可能性は広がります。働きぶりが認められれば正社員登用されることもありますし、また経験を積むことでスキルアップし、正社員として転職をすることも可能です。転職活動が難航されている方は、是非ご検討ください。
2.経験者でも40歳を超えると転職が難しい?
法律事務所経験者は非常に重宝されます。そのため、40歳を超えても比較的転職しやすい状況です。弊社では過去に50代の経験者の方が、正社員として採用された事例もあります。
経験についてのうわさ
1.法律事務所での経験がないと採用されづらい?
未経験を歓迎する求人も増えてまいりました。20~30代の方であれば、未経験から正社員になった事例も数多くあります。自信がない方は、アルバイトや派遣から始めてみるのもよいでしょう。
2.社会人経験(正社員経験)がないと転職に不利?
正社員経験がない理由をはっきりされることが重要です。例えば、資格試験や公務員試験を目指していて、ブランクがある場合は、履歴書等にもその旨を記載しましょう。また、アルバイト経験のみでも、PRできることはあります。これまでの経歴をどう伝えるかが成功のカギになります。正社員での活動をしてみて、採用されないということであれば、アルバイトや派遣から始めることを検討してみてください。
3.事務経験がないと転職に不利?
営業や接客の経験も法律事務所で活かせます。法律事務所には依頼者の方や取引先、顧問先の方がいらっしゃる機会も多くあります。来客対応や電話応対でこれまでの経験を活かすことが出来るのではないでしょうか。
また、複数の業務に携わった経験、業務管理、後輩の指導なども、法律事務所でも活かせる経験です。ご相談いただければ、一緒にPRできる経験を振り返ることもさせていただきます。
4.子育てでブランクがあるけど、再就職は難しい(事務所経験有)?
法律事務所の事務員は女性が多くを占めています。そのため、育休・産休から復帰して勤務するという方が多い業界です。法律事務所側も理解がありますので、ブランクがあったとしても採用されやすい状況です。法律事務所のご経験があるということであれば、ぜひ応募してみてください。
その他
1.男性の募集は少ない?
来客応対などが多い法律事務所では女性が好まれる傾向にあります。ただ、法律事務、パラリーガルといった職種では女性、男性に関係なくこれまでのスキルやご経験で採用が決まります。男性の方は、仕事内容をよくご確認いただき、法律事務的な仕事が多いと思われる職種へ応募すると採用されやすいでしょう。
2.急募が多いけど、すぐに働けないと採用されない?
法律事務所は人材が必要になったタイミングで中途採用の募集を出すことが多く、できるだけ早く入所してほしいという事務所は多いです。すぐには働けない方でも応募は可能ですが、内定後長くても1ヶ月から1ヶ月半ほどで入所できるとよいでしょう。
3.地方から東京に就職・転職したいけど可能?
可能です。弊社では上京を伴う就活に成功した方の事例もいくつかございます。転居を伴う転職活動については、下記のページに体験談やかかる費用をまとめています。
≫【体験談】未経験者の転職 地方から東京の法律事務所へ(別サイトに飛びます)
4.資格がないと厳しい?
法律事務所に応募するにあたり、明確に何か資格を求められることはほぼありません。入所後に業務が覚えられるか、コツコツ勉強できるか、素直で前向きかという点を気にする先生が多いです。資格がなくても、前職での経験をPRすることで採用に近づくことができます。
「それでも資格がないと不安」という方は、法律事務所の業務に活用できる資格を次のリンクで解説していますので、よろしければご覧ください。
≫法律事務所と資格
今回取り上げたうわさについて詳しく知りたい方、他に気になる話を伺った方は、ぜひ弊社までご連絡ください。